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2021年7月

  • 2021年7月10日

ポール・ボウルズ『雨は降るがままにせよ』感想とあらすじ|ニューヨークからタンジールへ

ポール・ボウルズの『雨は降るがままにせよ』はニューヨーク出身のネルソン・ダイアーが刺激を求めてモロッコのタンジールへとやってくるシーンから始まります。戦後まもないタンジールは、国際管理地域時代で、コスモポリタンの様相を見せています。