会津若松のジャズバー|じゃず喫酒 Dorothy(ドロシー)でジャズのレコードを楽しむ

お酒をつくるドロシーのマスター
読書するゆーうつ君のアイコン

福島県会津若松市在住の私が会津地域で愛してやまないお店を勝手に紹介させて頂くシリーズ。

今日は会津若松市のジャズバー「じゃず喫酒 Dorothy(ドロシー)」をご紹介します。

ドロシーは会津若松市にある最高のジャズバーです。

ジャズ好きはもちろん、お酒好きや、良き音楽を聴きながらゆっくりとした時間を過ごしたい方におすすめです。

ドロシーおすすめポイント

  • 気さくでジャズ好きなマスター
  • ジャズに絡めたカクテルがある
  • レコードの音がめっちゃいい「JBL4350」

じゃず喫酒 Dorothy(ドロシー)

ジャズバー「ドロシー」のレコードプレーヤー

コロナ禍になって急激なライフスタイルの変化がおこりました。

中でも音楽に関しては、コンサートやクラブハウスで大音量・高音質の音楽に触れる機会は激減したのではないでしょうか。

サブスク全盛期で聴く量と時間はかつてなく増えている昨今ですが、生音や大きなスピーカーから聴こえてくる音が、音楽好きとしては恋しくなりますね。

そんな時、私はドロシーに行きます。

お酒を飲みながら古いレコードの音に耳を傾けていると、居心地の良い非日常を感じることができます。

会津若松でジャズバーをお探しの方はもちろん、お酒と音楽で気分転換をしたい方向けにこの記事を書いています。

気さくでジャズ好きなマスター

会津若松市のジャズバー「ドロシー」のマスター

ミュージックバーに限らずですが、個人経営のバーの一番の魅力はマスターの存在です。

ドロシーのマスターは通称ドロマス、音楽好きで気さくなジャズ親父です。

2500枚あるレコードから、リクエストはもちろんですが、その時の雰囲気や気分にあった音楽を選んでくれます。

ジャズバーは敷居の高いイメージがあるかもですが、全然そんなことなく気軽に立ち寄れます。

ジャズに絡めたカクテルがある

ジャズの名曲をイメージしたカクテルメニュー

ドロシーではジャズの名曲をイメージしたカクテルがあります。

マスターお手製のブックにまとめられていて、パラパラとめくりながら気になるお酒をオーダーしてみるといいかも。

ジャズバードロシーのカクテル

この日、注文したのはデューク・エリントン作曲「ソフィスティケイティド・レディ」をイメージしたカクテル。

アイリッシュウイスキーをクリームリキュールで割っていて、コクのあるまろやかな飲み口から、マスターが曲をどういう風にイメージしたのかが伝わってきます。

もちろん、リクエストすればオーダーしたカクテルのレコードをかけてくれますよ。

レコードの音がめっちゃいい「JBL4350」

ドロシーのスピーカーJBL4350

そしてジャズバーの醍醐味はレコードですね。

レコードだとCDやデジタルでは鳴らない音域が聞こえて、やはり特別だなと感じます。

ドロシーではレコードの音を最大限にひきだす「JBL4350」という大きなスピーカーから音楽が鳴ります。

50年前の演奏が目の前で繰り広げられているかのような臨場感があります。

希少なこのスピーカーはお客様の遺品として預かり受けたそうで、2020年に導入されました。

初めて「JBL4350」の音を聞いたとき、『Waltz for Debby』をリクエストしましたが、目を瞑ると目の前でピアノの音が鳴っているかのような音でぶっ飛びました。

他にもまだまだあるドロシーの魅力

ドロシーのレコード

行ってみたいけれどジャズバーに敷居の高さを感じてしまう…という方もいるかもしれません。

昔の私もそうでした。

会話や雰囲気からいいレコードをマスターが選んでくれますし、こういう音楽が聴きたい、と言えばマスターがチョイスしてくれます。

普段はジャズは聴かないという方でも気軽に訪れることができます。

ドロシーでコーヒー豆をひいているところ

真夜中のコーヒーは人生の醍醐味です。

ドロシーではコーヒーを頼むと豆から挽いてくれます。

なんでも、ジャズとコーヒーは切っても切れない縁だとのこと。

ジャズ愛が感じられるポイントですね。

ドロシーのアイリッシュコーヒーカクテル

この日の2杯目はアイリッシュコーヒーのカクテルにしていただきました。

その時の気分でこういう感じのを…とお願いすると、それに合わせてお酒を作ってくれます。

ドロシーのクラフトビール

昨年からクラフトビールもはじめました。

季節によってビールの種類が変わるそう。

飲み物の選択肢も色々とあって(どれもこだわりがあり)、ついつい酒が進みます。

ドロシーのテーブル

2021年6月からテーブル席は「JBL4350」に向き合うスクール形式に。

コロナ禍の感染予防対策の一環で音を楽しんでほしいということで始めたそうですが、なんでもジャズ喫茶はもともとこうした席の配置が主流だったとか。

古き良きジャズ喫茶の良さが感じられますね。

じっさいに、「JBL4350」の音は正面から聞くとより迫力が増します。

ドロシー会話よりも音を楽しんでほしい

コロナ禍の今は会話は低音量で、なによりもレコードとJBL4350からなるジャズの音を楽しんで欲しいとのこと。

一人で音楽とお酒に浸りたいときや、少人数でゆっくりとした時間を過ごすのにいいですよ。

まとめ

以上、会津若松市のジャズバー「じゃず喫酒 Dorothy(ドロシー)」をご紹介しました。

私が最初にドロシーに行ったのは、ジャズを聴きながらドロマスからジャズの話を聞くという共通の知人が主催したイベントの時でした。

たしか2018年くらい?いつの間にか馴染みのお店になっていました。

気になってたけどジャズバーは敷居が高そう…なんて方は気軽に訪ねてみてください。

ドリンクも良心的な価格です。

» ドロシーの「Drink & Food」

オンラインドロシー!?

コロナ禍の挑戦として、2020年からユーチューブ配信や生配信にも挑戦しているとのこと。

放送や編集まで、ご自身で悪戦苦闘しながら挑戦中とのこと。

「JBL4350」の音を届けるために音の配線なども工夫しているようです。

なかなか上手くいかないときもあるようですが、マスターの人柄やお店の雰囲気が動画から伝わるかと思います。

先程も書きましたが、ドロシーはメニューブックなどもマスターの手作りデザインです。

DIYでジャズな生き方が居心地の良い理由かもしれませんね。

Gift your JAZZ

ステレオの前に立てかけられているレコード

さらに、2021年6月には公式HPが誕生!

その中の「Gift your JAZZ」では、ドロマスが最適なジャズの曲を紹介してくれます。

新しい音楽と出会う良い機会になりそうですね。

店舗情報

 公式HP
じゃず喫酒 Dorothy
 公式Twitter
@Doromas_jazz
 営業時間
20:00~26:00
【定休日】日・祝
※営業時間は感染状況や社会状況によって変更あり
 所在地
〒965-0871 福島県会津若松市栄町5−46 五番街ネクサス2F

ねづ店長のワンポイントアドバイス

ねづ店長

コロナ禍の今は感染予防に気を使いながら、上手に息抜きができるといいね。ジャズのレコードと美味しいお酒で明日の活力が湧いてくるかもよ。