記憶力を鍛えるのはもうやめよう。大人になってからの記録術【本質的解決】

低下する記憶力のイメージ画像

忘れないようにメモをとる人
大人になって記憶力が衰えてきたけど、どうして? 記憶力を高める方法はあるの? 記憶力を高めて仕事で活躍したい!

私も気になったので調べました。

すると、いくつかの理由と解決方法が見えてきました。

  1. (デジタル認知症)脳の衰えはスマホが原因?
  2. (解決方法)2つの向き合い方
  3. 記憶力を高めたい本当の理由【本質】

この記事を書いている人

20代の半ばから記憶力の低下を感じるようになってきた。デジタルツールで脳や記憶力をカバーしている。

それでは、どうぞ。

記憶力を鍛えるのはもうやめよう。大人になってからの記録術【本質的解決】

記憶力低下の本質的な解決方法を、3つのパートで紹介していきます。

①(デジタル認知症)脳の衰えはスマホが原因?

20代や30代の記憶力の低下は、いくつか考えられる要因があるようですが、もっとも考えられるのは「デジタル認知症」です。

デジタル認知症
デジタル認知症の主な症状は「記憶障害」と「精神障害」で、一般的な認知症の機能が限定的におこる状態のことです。

長時間のスマホ依存・ネット依存が原因になっています。

実際に私もスマホを持ち始めた20代半ばから、とっさに人の名前や、ものの単語がでてこないことが増えました。

スマホの利用中、さらなる快楽を求めるドーパミンにより、脳内ホルモンバランスが崩壊し引き起こされるよう。

もともと忘れっぽい性格なんじゃないの?と知り合いから言われそうですが、おそらくスマホ全盛時代というのは無関係ではないです。

実際に2012年にドイツの医学者によって提唱され、メディアなどでも取り上げられることで「スマホ認知症」や「オーバーフロー脳」という言葉とともに定着してきました。

なので、このデジタル認知症とどう付き合っていくかがポイントになります。

②(解決方法)2つの向き合い方

現代では、スマホもPCも完全に使わない生活を送るのは、ほぼ不可能です。

山奥で自給自足に近い生活を送っている人でも、スマホで情報発信してたりします。

なので、完全解決は難しいですが、デジタル認知症への2つの向き合い方を考えました。

  • デジタルウェルビーイングを導入する
  • 記憶せずに記録する

一つずつ解説します。

デジタルウェルビーイング

まず一つは、デジタルウェルビーイングを導入して、デジタル認知症を少しでも和らげることです。

デジタルウェルビーイング
スマホの利用時間をコントロールしたり、意図的にスマホやPCを使わない時間を増やすことで、脳を休めようという取り組み。

スマホ中毒者の世界中での増加をうけ、Googleが2018年に「Digital wellbeing」を提唱しました。

Appleが追随する声明をだしたことから、一気に広まりました。

実際に、AndroidやiPhoneに専用の機能が搭載されているので、まずはそうした機能から利用してみるのがいいかもしれません。

もしかすると、利用時間を減らすだけでは根本的な解決じゃないと感じるかもしれませんが、仕事やプライベートでの連絡手段を考えてもスマホ利用を0にするのは今からではもう困難で、逆にストレスになるかと思います。

なので、まずはできることから始めるのがいいかもしれません。

記憶せずに記録する

そしてもう一つですが、記憶力の低下には、メモアプリの活用がおすすめです。

記憶するのを諦めて、記録していくという方向です。

スマホやPCから利用できる高機能のメモアプリがあり、これに全て記録していくことができます。

私はメモアプリのEvernoteを5年ほど使っていますが、記録したことはすぐに検索で呼び出せるので便利です。

よく使われているメモアプリは3つです。

  1. メモ
  2. Google Keep
  3. Evernote
  1. メモ
    iPhoneやMacbookに標準で入っているアプリです。利用デバイスがAppleメインの人におすすめです(無料ですし)。
  2. Google keep
    Androidスマホ向きです。ただPCの場合は専用アプリはなく、GoogleChromeからのアクセスとなるので、通信環境によっては選択しない方がいいかもしれません。
  3. Evernote
    専用のアプリがあり、スマホやPCのOSに左右されにくいです。私はスマホはAndroid、自宅PCはMacBook、会社PCはWindowsなので、Everntoeを利用しています。

とはいえ、今まで利用して来なかった人は使いこなせるか心配もあると思います。

使い方や考え方さえ分かれば、意外と簡単です。

最初は戸惑うかもしれませんが、思い切って使ってみるのをお勧めします。

どのアプリも無料で利用できます(Evernoteは有料プランもあり)。

反響があればこのブログでもEvernoteの使い方をフォローしていこうと思います。

メモアプリは第二の脳とも呼ばれているので、記憶力の低下はこれでカバーできます。

あえて各アプリのダウンロード先は記載しないので、気になる人は検索してみてください。

③記憶力を高めたい本当の理由【本質】

記憶力を高めたい本当の理由を考えてみました。

おそらく記憶力の低下でネット検索したり、調べている人の多くは、記憶力を高めて仕事に活かしたいと考えている人が多いと思います。

もちろん、単純に記憶力を高めたい人もいるでしょうが、その場合は脳トレ用のゲームや専用の書籍がでているので、まずはそうした本を一冊買ってみるのがオススメです。

記憶力を高めたい本当の理由には、仕事で活躍したいとか、ミスを減らしたいとか、誰かの力になりたいという気持ちがあるのだと思います。

なので、メモアプリなどのデジタルツールの力に頼り、使いこなしていくのいいのではないでしょうか。

私も同じで、それがこのブログの執筆につながっています。

根本的な解決は難しいけど、できることから始めていきたいですね。

それと同時にデジタルウェルビーイングで、少しでも記憶力の低下を抑えていきましょう。

とはいえ、最近はクラブハウスやポッドキャスト、オーディオブックのような音声メディアも注目されてきているので、近い将来でまた生活スタイルの変化がおきるかもしれません。

補足

Twitterでも呟きましたが、私のEvernoteの招待コードを貼っておきますね。
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Evernote招待コード

参考記事
また、デジタル認知症については、日本語で研究している方もいて、下記の記事で読むことができます。
大学におけるデジタル認知症の現状について

これから始める人向け
メモアプリに関しては書籍もたくさん出ています。

KindleでさくっとEvernoteを勉強したい人向け。


こちらは2021年の雑誌で、メモとGoogle Keepに興味ある人向けです。

ねづ店長のワンポイントアドバイス

時代が変化すると脳の働きも変化していくね。上手に付き合って、人生を楽しもう。