『池上彰の世界の見方』シリーズ 池上彰 オーディブル

オーディブルで面白かった本を紹介しています。

今日は池上彰さんの『池上彰の世界の見方』から。

海外旅行前や、気になる国や地域の大枠を知るのに最適の一冊です。

『池上彰の世界の見方』シリーズ


TVのコメンテーターとしても、その分かりやすい解説で人気の池上彰さん。

たくさんの著書があるわけですが、オーディブルでおすすめなのが『池上彰の世界の見方』シリーズです。

世界を国や地域に分けて、歴史・人種・宗教・地政学などのトピックに分けながら解説してくれるシリーズです。

『池上彰の世界の見方』はどんな人におすすめ?

  1. これから海外旅行に行く人
  2. 基礎的な教養を身につけたい人
  3. ドラマや音楽、映画からある国が気になった人
  4. 世界史を勉強中の学生

ちなみに私はまさにインド旅行に行く前にインド編を初めて読んで知りました。

それから過去に行ったことのある国や気になる国を作品を聴いています。

本書は池上彰さんが中学生におこなった講義が元になっているので、勉強中の学生も聴くとまた新たな視点が手に入ると思います(私も学生時代に聴きたかった!)

作品の感想メモ

『池上彰の世界の見方』は非常に実用的な本でした。

海外旅行に行く前はその国に関する本を何冊かは読むようにしています。

2023年1月にインドに行ってきたので、その時にインド本の一冊として『世界の見方 インド』をオーディブルで聴きました。

目次はこんな感じです。

第1章 日本との関係から見るインド
第2章 インドは世界最大の民主主義国
第3章 宗教から見るインド
第4章 カースト制度から見るインド
第5章 数学とITから見るインド
第6章 地政学から見るインド

インドは2023年に人口で中国をぬいて世界一になり、国内総生産ではイギリスをぬいて世界5位になりました。

そんなインドを知るための輪郭づくりに最適な本でした。

インド独立の歴史、パキスタンやバングラデシュとの関係、ヒンドゥー教という宗教の生活様式、日本でよく聞くカースト制度は実際どんなものなのか、インド人は数学が得意というイメージがあるけどなぜ?、GAFAMのCEOにインド人が増えている、グルガオンというビジネス都市、ダライ・ラマという存在、中国という隣の大国との付き合い方…

などなど。

インドは歴史も長く、領土も広大で、人種や宗教も多様です。

そんなインドをたった一冊で分かるうようになるということは、もちろんありませんが、インドという国の大枠を掴むための入門書として非常に優れていると感じました。

インド編のあと、東南アジア編や中国・香港・台湾編など、過去に訪れたことがある国のも聴きました。

世界は地続きなので、各編でシンクロすることも多く、読書をかさねると理解も広がっていきます。

順番に読むのもいいかもしれませんが、気になる国から聴いていくのもいいと思います。

『池上彰の世界の見方』シリーズ一覧

現在、配信されているシリーズ一覧です。

オーディブルなら月額1,500円聴き放題のサブスクで聴けるので、一気に聴けば紙やkindleよりもお得です。

気になるものかどうぞ!

池上彰の世界の見方: 15歳に語る現代世界の最前線

池上彰の世界の見方 アメリカ~ナンバーワンから退場か~

池上彰の世界の見方 アメリカ2~超大国の光と陰~

池上彰の世界の見方 中国・香港・台湾

池上彰の世界の見方 中国 ~巨龍に振り回される世界~

池上彰の世界の見方 中東~混迷の本当の理由~

池上彰の世界の見方 東欧・旧ソ連の国々 ~ロシアに服属するか、敵となるか~

池上彰の世界の見方 ドイツとEU~理想と現実のギャップ~

池上彰の世界の見方 朝鮮半島~日本はどう付き合うべきか~

池上彰の世界の見方 ロシア~新帝国主義への野望~

池上彰の世界の見方 東南アジア~ASEANの国々~

池上彰の世界の見方 イギリスとEU~揺れる連合王国~

池上彰の世界の見方 インド~混沌と発展のはざまで~

オーディブル版への感想

朗読は白川周作さんという声優さんが担当されています。

先生が生徒に教えるという構成の本なのですが、低く安心感のある声で進んでいくので、非常に聞きやすかったです。

一本5時間程度なので、通常速度で再生してもサクッと聴けるのも嬉しいところ。

再生速度
1.5〜2.0の間で再生した。

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最初の一ヶ月は無料なので、気に入らなければその前に退会を!

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ねづ店長のワンポイントアドバイス

分かりやすいからと言って、盲信は禁物だよ。この本を入口に、さらに気になるところを深掘っていけるといいね