【広州一人旅】広州で地下鉄乗ったり飲茶を食べて街を歩いてみた〜2019年、広州・順徳・桂林旅①〜

こんにちは、管理人のゆーうつ(@NZMBooKs)です。

コロナ禍も長くなってきました。次にいつ海外に行けるのかとウズウズしながら生活しています。今回から2019年12月に行った中国旅行の様子をまとめていきます。

コロナ前の旅行の様子の振り返り用としてですが、コロナ後に中国旅行を検討している人の参考になればなによりです!

旅の概要

中国旅行には五泊の日程で行ってきました。
目的は広州経由で順徳で暮らす叔父に会うことと、桂林で漓江くだりをすることでした。
今回は全て個人手配で行ってきました!

12/9;広州
12/10;順徳
12/11;順徳
12/12;桂林
12/13;広州

今日は日本からの出発から広州までをお送りします!

中国南部の広東省にあり、北京・上海・深センに次ぐ巨大都市。人口は約1,500万人。香港にほど近く、貿易港として栄えた。

中国の旅の記録〜出発から広州

出発@中国南方航空

今回、中国旅行をしようと思ったキッカケが広東省仏山市の順徳で暮らす叔父に会うことでした。なので当初は香港から深セン経由などでの順徳を目指そうと思っていました。
なのですが、2019年12月というと香港民主化運動が激化している時期で、香港と中国間の移動が不安定な状況だったため、一ヶ月ほど前に広州経由へと切り替えました。
できるだけ安くて時間の良い便を探した結果、中国南方航空の便をエアトリ経由で購入しました。価格は諸々込みで38,550円です。

15:05に羽田空港を出発。機内食もいただきました。サービスのビールは中国メーカーの青島(チンタオ)でした。

フライト時間は5時間ほど、現地時間の19:40に広州の白雲国際空港に到着です。
広州の空港は中心部から地下鉄で40分程度、なので一度こうして中心部の上空を飛行します。

空港に到着、当たり前ですが中国語です。中国語圏は12年ほど前に香港に行って以来でした。漢字ならなんとなく意味が分かるかな…とか考えていましたが、こうして見ると全然分かりませんでした。

地下鉄

空港からは地下鉄移動をしました。空港南(ターミナル1)駅から最初のホテルのある北京路駅まで移動します。

広州の路線図です。1997年の開通で今も凄い勢いで開発途中のようでした。路線が数字なので、外国人旅行者としては分かりやいです。
チケットの購入も、こちらのタッチパネル式の液晶から行いました。

切符はこのようなコインでした。広州の地下鉄の乗り方に関しては、いずれ記事を改めてまとめます!

北京路

空港から地下鉄で約50分ほどで、広州最大の繁華街・北京路に到着です。

宿はあらかじめTrip.comから予約していたこちらのスターリーホテルというホテル(Trip.comに関しても、いずれ別記事でまとめたいと思います!)。北京路駅から出てすぐでした。外国人旅行者が少ないのか、レセプションの青年に英語で声をかけると、焦り出して、そのまま無視されるという事態に。スマホの予約証明書を見せて身振り手振りでチェックインしました。

ベッドとシャワーとトイレがついて素泊まり2,129円、値段も安いですが、設備も簡素なお部屋。ただ繁華街ど真ん中という好立地です。

そして早速、繁華街へと向かいます!20時頃でたくさんの人出です。

北京路の夜の様子です。通りが広く歩行者天国だったのが印象的です。

中国最初の食事…!どうするか迷いながら(少し緊張しながら)、歩いて探しました。街の食堂という雰囲気のお店を選びました。

鶏肉の料理を選びます。中国語のメニューから翻訳アプリを通して選ぶのですが、イメージしていたものとは違う料理がでてきてしまいました。とはいえ美味しくいただきました!


p>食後も散歩を続けます。こうして店頭でフルーツを売っているお店が多かったのが印象的です。中国の南部に位置する広州は暖かく、日中は二十度近くまで上がる日もありました。少し南国っぽい雰囲気もあります。
この日はコンビニで中国ビールを買って早めに就寝しました。

北京路の早朝散歩・大佛寺へ

翌朝は早起きをしてホテルに荷物を置いたまま散策へとでました。

路地が一本違うだけで通りの雰囲気も大きく変わります。

各時代の名残を感じます。

そうして歩いていると巨大な寺院を発見!繁華街のど真ん中に急に出現するこちらの寺院は「大佛寺」と呼ぶそうです。建物は新しいようですが、1000年以上の歴史を持つお寺だとか。今でも広州五大寺院の一つとのこと。

中に入ってみると三体の大きな仏像が!現在の中国にそれほど仏教が盛んというイメージはありませんでしたが、中に入るとたくさんの人がおり、熱心にお参りをしていました。

大佛寺の様子を動画にまとめたので、よろしければご覧ください。ずっと流れているお経が印象的です。

飲茶へ

そして朝食をとりに飲茶へ。中国といえば飲茶!ということでお店をリサーチしました。色々とあるようですが、広州市内にチェーンをもつ「点都徳」というお店を選びました。北京路の近くにある店舗へ行きます。

こちらがメニューです。紙とペンを渡され、食べたい料理にチェックを入れる方式です。初めてなので戸惑いながら挑戦です。

メニューの下にある「茶位」お茶を選びます。お茶は必ず頼まなくてはならないらしいのですが、システムが分からずまごついていると、お店のお兄さんが選んで持ってきてくれました。目の前でいれてくれます。

そしてまたスマホの翻訳アプリを通して注文しました。基本的に一品一品が多めです。お粥と海老を皮で包んで揚げたもの?を頼みましたが凄く美味しかったです!食は広州にありと言われる広東料理、どちらかというと全体的に甘口ですね。

海老の料理。本当は海老焼売を頼みたかったのですが、翻訳アプリを通した結果、別の料理が来てしまいました。料理のオーダー、なかなか難しいです。とはいえ美味しかったので結果オーライです。

西漢南越王博物館

その後で西漢南越王博物館にきました。ここは1980年代に発掘された南越王のお墓や発掘品を中心に展示している博物館です。南越というと紀元前2世紀頃の話です。

発掘されたお墓を間近で見られるようになっています。

未盗掘の状態で発見されたらしく、非常に状態がいいです。こちらは南越国2代目の王である趙眜(ちょう ばつ)の装身具です。

展示の中で面白かったのが、陶器製の枕の展示です。

これ、全部が枕なんですね。時代によってもデザインや高さが少しずつ変わっており、枕がどれだけ大切に考えられてきたかが伝わります。

このようなディスプレイの展示もありました。日本では見たことのない展示で驚きがありました。中華料理もそうですが、中国は生活のディティールへのこだわりがあるように感じます。

越秀公園

近くには越秀公園という都市型の広大な公園があります。こちらの公園も南越国が行政府を置いたことに由来があるらしく、当時からこの辺りの中心地として賑わっていたようです。

地元の人が気楽に訪れるという印象の公園です。

池などもあってボートにも乗れるようです。広大だったので軽く散策して公園をでました。

高速鉄道のチケットを交換

この日、午後は仏山市順徳へとバス移動の予定でした。その前に二日後に桂林へ移動するための高速鉄道のチケットをあらかじめ発見するため広州東駅へ立ち寄りました。

チケットはあらかじめTrip.comで購入済みだったので、発券のみです。窓口が一つしかないため、並んで待ちました。もしかすると電子発券機する手段もあるのか、窓口に並んでいるのは外国人旅行者が多かったですね。

無事にチケットを購入できました。
①順徳→広州南②広州南→桂林北③陽朔→広州南の3枚のチケットです。Trip.comでのチケット購入方法に関しては、また別途記事にします!

バスのチケット購入・順徳へ

そこから天川客運駅にある天河バスターミナルへ移動しました。広州市の隣にある仏山市順徳行きのバスに乗るためです。初めての高速バスの切符の購入…。上記画像のようにアリペイ専用の発券機があり、そこで購入を挑戦したのですが、なんど試みても支払いができませんでした。別記事でもまとめたいのですが、アリペイの外国人旅行者用の決済機能ツアーパス、たまに読み取ってくれないということが何度かありました…。

そして結局、現金専用の窓口でどうにか購入できました。対人の窓口は一つしかなく、写真のように並んでました。キャッシュレス社会の中国、現金対応はしていますが、現金メインだとどうしても不便です。

そしてバスターミナル。

自動改札機を通って乗車します。

切符はレシート紙にバーコードでした。ここから順徳へ向かいます!

まとめ

駆け足でまとめましたが、広州到着の夜から翌日の広州散策をまとめました。

ここまでの地下鉄移動
空港南駅→北京路駅→越秀公園駅→広州東駅→天河客運駅

広州の地下鉄は乗りやすいので、日本の都市圏の地下鉄を普段利用している人なら問題なく使いこなせると思います。

次回は仏山市順徳の様子をお届けします。

今回の中国旅は地球の歩き方を参考にしています。広州や桂林の中国南部の情報がまとまった一冊です。

ねづ店長のワンポイントアドバイス

広州は12月でも平均気温が15°ほどある温暖な気候だよ。中国の長い歴史の中では海上貿易の中心地として発展してきた街でもある。なにより中国料理を代表する広東料理が楽しめる街だね。

【更新】
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