【中国一人旅】広州最終日 旅のまとめ〜2019年、広州・順徳・桂林旅⑥〜

こんにちは、管理人のゆーうつ(@NZMBooKs)です。

2019年の中国一人旅のブログ、今回が最終篇です!

陽朔から広州へと戻って最後の夜を過ごして、帰国しました。
旅の様子は簡潔にして、最後に旅全体の振り返りを記載しています。

コロナ前の旅行の様子の振り返り用としてですが、コロナ後に中国旅行を検討している人の参考になればなによりです!

旅の概要

中国旅行には五泊の日程で行ってきました。
目的は広州経由で順徳で暮らす叔父に会うことと、桂林で漓江くだりをすることでした。
今回は全て個人手配で行ってきました!

12/9;広州
12/10;順徳
12/11;順徳
12/12;桂林、漓江くだり、陽朔
12/13;広州

中国の旅の記録〜広州〜

広州〜滞在最終日、帰国へ〜

前回、桂林からの漓江くだりを終えて陽朔から高速鉄道で広州へと戻ってきました。最後の宿は桂林で宿泊したのと同じ系列の「7デイズプレミアム」へ。

「北京路」と並ぶ広州最大の繁華街「上下九步行街」の近くのホテルにしました。
一泊で3,244円。立地も良く、清潔感もあってコスパ高めなので、気まま一人旅ならこの系列はかなりお勧めですね。

上下九步行街へ。大きな歩行者天国があります。

なんとなくの感覚ですが、 東京で例えるなら上下九步行街が新宿、北京路が渋谷という感じでしょうか?

一帯一路に関連したイベントをやっていました。文化先行という文字があります。

この日は魚料理に。美味しかったので、もっと魚料理を食べればよかったなと。

ビール。ここで初めて見かけた銘柄です。

広州のビールメーカーのものでしょうか?

ホテルの帰り、セブンイレブンでホットコーヒーを買いました。

日本と同様、なかなかの高品質でした。

そして帰国の日です。

ホテルの周辺を散策していたら、キリスト教会を発見しました。

宗教関連の施設は覗きたくなります。

1936年建立のようなので、結構歴史があります。

中洋折衷な雰囲気、たまりません。

そして、滞在最後の食事に初日にも立ち寄った点都徳で飲茶を。

二回目ということもあり、注文も少しは慣れてきました。

食べきれないことも覚悟で、最後なので気になる4つを注文。本当にどれも美味しいですね。いつか、広州に食い倒れメインで来てみたいです。

そして地下鉄を乗り継いで空港へ。

ということで帰国しました。

4泊5日でしたが、色々とまわれて大満足な旅となりました。

広州と桂林で夜の食事をリサーチしていなかったため、入りやすさで選んだのは悔やまれます。

おそらくですが、中国は日本ほどまだ一人での食事文化が浸透していないこともあり、基本的にグループサイズの盛り付けでした。なので、一人だと食べきれなくなるので、多くの種類は頼みづらいですね。
(上海や深センはまた事情が違うようですが)

次はもっと食にも重点をおいて再訪したいと思います!

まとめ

旅の雑感

以上、2019年の四泊五日の中国旅についてでした。

この時の旅行は順徳に住んでいる叔父を尋ねようと思って計画しました。

10年以上前の19歳の時、香港に住んでいた叔父家族に会いに行ったことがありました。

なので、当初は懐かしい香港から順徳に行こうと考えていました。

フェリーで順徳に行くか、深センを経由して行こうと。

2019年8月以降、激しさを増す香港民主化維持のための運動は、香港国際空港の減便や、交通機関の妨害がニュースでも報じられるようになっていました。

当初は野次馬根性でそんな今の香港の様子も見れたらなと思っていたのですが、もしうまく順徳に渡れなかったら叔父に会うというそもそもの目的も果たせなくなるなと思い(叔父も香港入りは推奨しなかったこともあり)、広州からの入国に切り替えました。

ちなみにこの時点で既に香港エクスプレスの航空券を購入していたのですがキャンセルしました。格安便だったためにキャンセル料が一部発生しましたが、広州行きで旅程を組み直しました。

とはいえ、この時は広州がどういった場所かも分からずでした。

なので、まずは地球の歩き方を購入して大雑把に広東省やその周辺の地理や観光スポットを把握していき、広州と順徳から行ける範囲での旅程を検討しました。

桂林編でも書きましたが、中学生時代にプレイしたドリームキャストの『シェンムーⅡ』というゲームは香港が主な舞台なんですが、後半で桂林がでてきます。カルスト地形の川沿いを歩いていくのですが、この時の印象がとても深く残っていました。

調べてみると、高速鉄道を使えば広州からはそれほど遠くないことが分かりました。南広州駅から乗り換えれば順徳からのアクセスも悪くありません。

華南地域の、例えば深センなども検討しましたが、今回はせっかくなので桂林へ行ってみることにしました。

今回の旅行では、いくつか簡単なルールを設けていました。一つ目は中国で流通しているスマホアプリを使用することでした。

通常、LINEやグーグルなど日本で流通しているアプリは中国のWi-Fi環境下では使用できません。日本のアプリ対応のポケットWi-Fiをレンタルして持って来ていたので、中国国内でも使用できたのですが、できるだけ中国産のスマホアプリで旅をしてみたいと思っていました。

アリペイや百度地図、Trip.comなどですね。日本とは違う仕様で機能している中国のIT文化を体感してみたいと思っていました。
(実はWeChatはアカウントの作成に失敗、どうやっても復元することができず、肝腎要のアプリを使用することができませんでした。今もアカウントは作成できないまま)

中国は日本と比べると、ハードは似ているけどOSが異なる国という印象です。見た目や見かけは似ているけれど、価値観や仕組みが異なるなと。
例えばアメリカは見かけは異なるけれど、仕組みは似ているのかもしれません。

どういう仕組みで動いているのかを紐解きながら、旅をしていく感じは非常に楽しかったです。プログラムが隈なく張り巡らされているような印象です。
それほど中国のIT化は進んでいましたし、スマホ一台でたくさんのことができるようになっていました。

そしてまた、中国国内に張り巡らされた高速鉄道網も非常に魅力的でした。駅で電光版を眺めていると、見聞きしたことのある地名が表示されていて、たくさんの可能性を感じてワクワクしました。

旅をすることの魅力の一つは、その国の原理の一端に触れることだと思います。原理とは政治であったり宗教であったり、歴史や地理的条件が育んだ風土なものかもしれません。
それが仕組みや社会インフラとして顕現しているのだと思います。日本とは違うのだけれど、別のあり様で存在するそれら仕組みを感じ取り(世界は広いだと知るために)、時々、旅をしたくなるのだと思うんです。

以上、2019年の中国旅の様子でした。次に行けるのはいつか? それもまた楽しみに待とうと思います。

まちごとチャイナ


今回の旅では、まちごとチャイナの広東省シリーズを事前に読んでからいきました。近代化に至るエリアの歴史が深くも分かりやすくまとめられています。広州周辺に関して、Web記事を探して得られる以上の情報があります。広東省だけで11冊あるので、まずは最初の2冊がおすすめです。

ちなみにKindle unlimitedの対象作品だったので、私は登録してから読みました。
一ヶ月に二冊以上読むのであれば、こちらがお得です。
Kindle unlimited

地球の歩き方

そして何度も紹介していますが、旅の全体図を描く上で最も参考にしたのは地球の歩き方です。これ一冊あれば、海外一人旅も怖くありません。
特に広範囲のエリアを移動する場合は、これで大枠を掴み、Webや他の書籍で細かい情報を埋めていく方法がおすすめです。

「地球の歩き方」は2020年にダイヤモンド・ビッグ社から学研プラスへの事業譲渡が発表されました。今後どのように変化していくのか、気になりますね。

ねづ店長のワンポイントアドバイス

予想していなかった街に心を惹かれるなんて、まさに旅の醍醐味だね。

たくさんの街を訪ねながら、心の中に忘れられない情景を積み重ねて豊かに生きていけるといね。

中国記事一覧

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【中国一人旅】仏山市順徳で中国を感じる・ミルクプリンが絶品!〜2019年、広州・順徳・桂林旅②〜

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