- 2022年5月31日
『蜘蛛の家』ポール・ボウルズ あらすじと感想|フェズの街を舞台にした小説
ポール・ボウルズはの長編『蜘蛛の家』はモロッコのフェズを舞台にした長編小説です。独立前夜のモロッコをアメリカ人作家とモロッコ人少年の二人の視点で描きます。あらすじと感想を紹介しています。
- 2021年7月10日
ポール・ボウルズ『雨は降るがままにせよ』感想とあらすじ|ニューヨークからタンジールへ
ポール・ボウルズの『雨は降るがままにせよ』はニューヨーク出身のネルソン・ダイアーが刺激を求めてモロッコのタンジールへとやってくるシーンから始まります。戦後まもないタンジールは、国際管理地域時代で、コスモポリタンの様相を見せています。
- 2021年6月8日
『シェルタリング・スカイ』あらすじと感想|映画版と原作から
アメリカ文学の金字塔『シェルタリング・スカイ』、ポール・ボウルズはモロッコのタンジールで半世紀を暮らしました。もはや伝説になりつつある作品を小説版と、ベルナルド・ベルトルッチ監督の映画版から、あらすじと感想を紹介します。
- 2021年5月21日
カズオ・イシグロ『クララとお日さま』感想とあらすじ|AFがもつ胸いっぱいの愛情と孤独
カズオ・イシグロの最新作『クララとお日さま』はアンドロイドと少女の友情をテーマにした物語です。ノーベル文学賞受賞後初の作品ということもあり、10万部突破のベストセラーになっています。5,000字のレビューを書きました。Audible版の感想もあり。
- 2021年3月29日
会津若松のジャズバー|じゃず喫酒 Dorothy(ドロシー)でジャズのレコードを楽しむ
会津若松市でジャズバーに行くなら、Dorothy(ドロシー)がオススメです。ジャズのレコードに「JBL4350」のスピーカー、真夜中のコーヒー、こだわりのカクテル。ジャズバーに欲しいものが全部揃っています。
- 2021年2月23日
旅人と観光客の違いを考える。マルクス・ガブリエル『なぜ世界は存在しないのか』
「旅人」と「観光客」、この二つの違いについて考えます。第二回目ではマルクス・ガブリエル『なぜ世界は存在しないのか』より、ガブリエルの哲学キーワードである「意味の場」を元に考えます。ガブリエルの話す商業主義的な旅行と、本当の旅行とは?
- 2021年2月21日
旅人と観光客の違いを考える。ポール・ボウルズ『シェルタリング・スカイ』
「旅人」と「観光客」、この二つの間には明確な違いあります。少なくとも、そう考える人が大勢います。しかし、それでいてその違いはいまだ解明されていません。今日は、ポール・ボウルズ『シェルタリング・スカイ』の言葉に注目し、「旅人」と「観光客」の違いについて考えてみたいと思います。